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60年代に宇宙飛行士が着けた、あのJBチャンピオン型ブレスを標準装着する初のメカクォーツ搭載クロノグラフ
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- 時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」は、「POWER Watch」「LowBEAT」などの時計専門誌の総編集長にして、毎週日曜Yahooニュースに連載中の「ロレックス通信」の執筆者としても知られる菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、1940〜60年代の雰囲気を大切にしながらファッショナブルで比較的に手ごろな価格で楽しめる、そんな時計を提供したいと自らが立ち上げたブランドです。今回お届けする最新作は、アウトラインの人気モデル“2レジスタークロノ・シリーズ II ”。お買い得な20〜10%OFFにて先行予約の受け付けを開始します。
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一般発売に先駆けて、20〜10%OFFというウオッチメーカーズだけの特別価格で先行予約を開始!
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- みなさん、こんにちは! シーズ・ファクトリーの菊地でございます。今回ご案内させていただく新作は、大好評を博しているSEIKOのメカククォーツ、VK64搭載モデルの第2弾“2レジスタークロノ・シリーズ II ”になります。
- 前作のシリーズ I は、1970年代に登場した手巻きの傑作クロノグラフをデザインモチーフに昨年7月に発売。一部のモデルは即完売するなど大好評を博しました。それに続く“シリーズ II ”最大の特徴は、歴史にその名を刻む伝説のメッシュブレスレットの復刻版が標準装備されている点です。
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NASAの宇宙飛行士たちもミッションで着用したと言われる伝説のJBチャンピオン型ブレスを初めて標準装備
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- 今回の“シリーズ II ” も1960年代らしいレトロな雰囲気を出すためにインダイアルは横二つ目スタイルを採用。ベゼルのタキメータースケールやインダイアルに採用した数字にも古っぽい書体を使用しました。さらに時分針も、アワーインデックスは長めのバータイプながら、バトン型にはせずより古風なアルファ型を採用することで、より古典さを強調。グッと大人っぽい精悍な雰囲気に仕上げています。
- 60年代当時と同様の小振りなサイズにするべく、当初はベゼル径を38.6mmとして開発を進めていましたが、そもそも搭載しているSEIKOのメカクォーツVK64は、二つのインダイアルの位置がセンター軸よりも若干離れているため、各インダイアルの直径を大きくしようとすると、3時と9時位置のアワーインデックスが犠牲になってしまいます。それを避けるために仕方なく今回は1mmサイズアップして39.6mm径としました。ただし、ケースサイズは37.6mmに抑えていますので着けやすさという点では申し分ありません。
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- 今回のラインナップも3種類をご用意。ブラックベゼルに逆パンダダイアルのYK20241-1BBIV、メタルベゼルにブラック文字盤のYK20241-2MBBK、そしてブラックベゼルにブラック文字盤のYK20241-3BBBKです。なお、最後のYK20241-3BBBKについては時計のセレクトショップ「オンタイム・ムーヴ」の限定販売商品になります。
- 加えてうれしい特典も用意しました(下の写真参照)。全モデルにグレーのNATOベルトが付属します。JBチャンピオン型ブレスとはまた違い、ミリタリーウオッチのような雰囲気も味わえるため、シーンやファッションに合わせて付け換えることで楽しみの幅も広がります。
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- さて、搭載するSEIKOのメカクォーツVK64とは、クロノグラフの計測針がクォーツムーヴメントにありがちな1秒毎に運針するステップ運針ではなく、機械式のクロノグラフムーヴメントのように滑らかに運針する、スイープ運針となるのが大きな特徴です。さらに計測停止後にクロノグラフ秒針をゼロリセットする際も、機械式モデルのようにリセットボタンで瞬時に帰針する点は、他社製のメカクォーツにはない魅力です。
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JBチャンピオンことコムフィットブレスとは何か!
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- ※右が表側、左が裏側(手首側)
- JBチャンピオンブレスとは、かつてアメリカに存在したブレスレットメーカー、ジャコビー・ベンダー社(Jacoby-Bender,inc.)がJBチャンピオン(JB Champion)名で販売したメッシュブレスです。長さ調整を自在にできる特徴を備えていたために、宇宙服の上からでも装着可能だったために1960年代当時のNASAの宇宙飛行士が好んで時計に装着して使用。このことから一躍有名になったと言われています。
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- ※ロービート16号に掲載されたJBチャンピオンブレスの記事
- 上の写真は、私が刊行している業界唯一のアンティークウオッチ専門誌「LowBEAT(ロービート)」(シーズ・ファクトリー刊)に掲載された当時のJBチャンピオンブレスを取り上げた記事。そこにはNASAの宇宙飛行士が腕時計に装着して実際に手首に着用している当時の写真が掲載されています。実は、このようにJBチャンピオンブレスを時計に付けて着用している飛行士の写真はこれ以外にもNASAに数多く残っているのです。
- そんなJBチャンピオンの原型となったのがフォースナー社のメッシュブレス“コムフィット”。現在もアメリカにおいて忠実に復刻されてフォースナー・コムフィットブレスレットとして販売されており、日本でも税込1万9800円で購入することができるため時計愛好家にはよく知られる存在です。今回の新作シリーズ II に採用したのも実はフォースナーのこのコムフィットブレスなのです。
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- ※(写真A)通常はクリップ先端のフック部分内側にストッパーの爪が出ているがロックボタン(②)をスライドさせると(写真B)のように引っ込みロックが解除される
- 作り自体はいたってシンプル。メッシュブレスは6時側と12時側の2枚に分かれており、6時側ブレス先端に付いた引き通しリングに12時側ブレスを通して2重になっている構造。そして12時側ブレス先端にはスライド式ロックボタン(写真②)が付いたクリップ(写真①)。一方の6時側ブレスにはそのクリップを引っかけて手首のサイズに固定するための可動式留め具(写真③)が装備されています。
そして手首への装着方法は次のとおりです。 - 1、最初に自身の手首のサイズを確認します。まず、時計を手首に載せて「クリップ(①)」部分を持って12時方向に引き伸ばします。
- 2、手首の太さの位置に来たところで引き通しリングを中指で手首に押し当てるようにして動かないように抑え、そのままの状態で「クリップ(①)」をラグの6時側に引き寄せてそれを止めるための位置を決めます。
- 3、次に「可動式留め具(③)」のストッパーを跳ね上げて、その位置までを移動して固定します(※次回からはこの1〜3の工程は不要)。
- 4、再び時計を手首に載せて2項の要領で「クリップ(①)」を固定した「留め具(③)」の位置まで引き寄せます。その後クリップを親指と中指で掴んで人差し指でロックボタンをスライドさせてロックを解除。クリップ先端のフックを留め具ピンに引っかけ固定します。
- 5、ブレス外す場合は、再びクリップのロックボタンをスライドさせてロックを解除させれば外れます。
- なお、文章ではわかりにくいため下の解説動画をぜひご覧ください。
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【4月20日に先行販売を実施!】一般発売は5月20日(月)を予定しています。それに先駆けて“オンタイム・ムーヴ”では1カ月早い4月20日(土)から先行発売を開始します。実機を見て購入したい方は、ぜひ店舗にお立ち寄りください。
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【“2レジスタークロノ・シリーズ II ”六つのこだわり】
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1) 形状にもこだわったドーム型プラスチック風防
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- クラシカルな雰囲気を強めるために、1960年代の腕時計に見られたドーム形の風防を採用、同時のその形状にもこだわりました。しかも当時と同じくアクリルガラスを使用することでグッと古典的な魅力を加えています。
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2)1960年代らしい薄いケースフォルム
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- 裏ブタからベゼルまでのケース厚は9.9mm、ドーム形風防を含んでも12.6mmと着けやすさを重視したサイズにしています。リューズ、プッシュボタンのトップおよびケースサイドは鏡面仕上げを施し、ケース正面側は艶のないサテン仕上げです。なお裏ブタはスクリューバック式です。
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3) 単調にならないよう段差を設けて仕上げる
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- インダイアルがブラックタイプの文字盤は、二つのインダイアルを文字盤の面よりも若干下げて単調にならないよう配慮しました(逆パンダタイプはフラットです)。なお、古典的な雰囲気を大切にするために、バーインデックスや時分針には夜光塗料を使用していません。そのため暗所では光りませんのであらかじめご了承ください。
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4) ラグ幅に合わせて伸び縮みするエンドピース
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- JBチャンピオン型ブレスはケースのラグにバネ棒で装着するエンドピース部分が伸縮(写真下2点の左が通常の状態で右が縮めた状態)するため、19〜22mmのラグ幅に対応しています。そのためこのサイズ内のラグ幅であれば、すでに所有しているほかの腕時計に装着して楽しむことも可能です。
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5) 日本のプロの時計師が一本一本丁寧に組み上げています
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- 雰囲気が良くても時間を知る道具としての信頼性がなければ意味がありません。クォーツ式と違いデリケートな機械式の場合はなおさらです。そこで、針の取り付けからムーヴメントの組み込み、そして防水性、チリやホコリの混入などのすべての品質管理は、流れ作業ではなく、プロの時計師が一本一本丁寧に組み上げて完成させています。これもアウトラインの製品作りに対する大切なこだわりのひとつです。
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6)ビジネスシーンにも相性抜群のデザインとサイズ感
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- モノトーンでシックな色合いに加えてメッシュブレスということもあってクラシックで落ち着いた雰囲気のためクロノグラフウオッチながらビジネスシーンでも違和感なく楽しめます。さらにケース径37.6mm(ベゼル径39.6mm)に厚さも約9.9mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まるベストなサイズのため着用感はバツグンです。
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【2レジスタークロノ・シリーズ II 】
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- ・型番:(左)Ref.YK20241-1BBIV、(中)Ref.YK20241-2MBBK、(右)Ref.YK20241-3BBBK
・素材:素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)
・サイズ:ケース径37.6mm(ベゼル径39.6mm)、ケース厚9.9mm(ドーム風防含む12.6mm)
・防水性:3気圧防水(日常生活防水)
・駆動方式:クォーツ(セイコー製Cal.VK64)
・機能:クロノグラフ(9時位置に60分積算計)、24時間計(3時位置)
・初回生産本数:200本(YK20241-1BBIV)、100本(YK20241-2MBBK)、70本(YK20241-3BBBK)
・希望小売価格:66,000円(組み立て:日本)
・保証期間:1年間