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1940年代の傑作パイロットウオッチを日本製自動巻きムーヴメント、9000系最上位機搭載で再現! 30%〜15%OFFの特別価格にて先行受け付け!
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- 時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」は、「POWER Watch」「Low BEAT」そして「TIME Gear」と数々の時計専門誌を刊行している菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かすべく、自らが立ち上げた時計ブランドです。今回は、パイロットのために1929年に開発された通称“ウィームス・セコンドセッティングウオッチ”の第2世代機をベーズに再現。最大30%OFFという大変お得な特別価格にて先行予約の受け付けを実施します。
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60秒表示回転ベゼルを装備した1940年代の軍用航空時計を2年の開発期間を経て再現!
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- 今回お届けするアウトラインの新作は1929年にパイロット向け腕時計として製品化された、通称“ウィームス・セコンドセッティングウオッチ”と呼ばれる航空時計。その第2世代機である40年代頃のモデルをベースに再現したものです。20年代当時に航空航法の第1人者であったアメリカ海軍のP.V.Hウィームス大佐が考案したことからこのように呼ばれるようになったもので“ウィームスウオッチ”とも呼ばれます。
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- 最大の特徴は60秒表示目盛りが付いた双方向回転ベゼルと、計測時にベゼルが動いてしまうのを防止するためのロック機構が装備されており、それを操作するための大きめのボタン(4時位置)と時刻調整などを行う通常リューズ(3時位置)の二つを装備した仕様になっている点にあります。
- 使い方はいたって単純。ベゼル上の“60”の位置を計測開始時の分針の位置にセットするというものです。そうすることによって分針と秒針とによって何分何秒経過したかが細かく分かります。これがいわば“セコンドセッティング”という愛称の由来でもあります。
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- 今回は文字盤カラーとしてブラックとブルーグラデーションの2種類を用意。加えてベゼルの目盛りもブラック文字盤は10秒ごと、ブルーグラデーション文字盤は5秒刻みで数字を配置するなど全体の雰囲気も多少変えました。
- なお、当時のウィームス・セコンドセッティングウオッチですが、アンティーク時計の愛好家の間では、ちょうど同じ時期の1930年頃に開発されたバンブーブレスレット(梯子のような見た目からラダーブレスレットとも呼ぶ)を、革ベルトの代わりに時計に合わせて楽しんでいる人が多く見受けられます(下のほうに掲載したオメガ製セコンドセッティングの写真参照)。そこで本製品でもアウトラインでオリジナル製作したバンブーブレスを、換えベルトのオプションとして用意させていただきました。
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- このバンブーブレスについては当サイト後半に詳しく解説しておりますが、これはかつて80年代初頭までイギリス空軍にも制式に採用されていた実績もあることから、革ベルトとはイメージもガラッと変わるだけでなく、軍用航空時計然とした雰囲気も楽しめるためとてもおすすめです。しかも今回このバンブーブレスについてはアウトライン・セコンドセッティングの購入オプションとして通常価格1万9800円のところ最大50%〜30%OFFとかなりお買い得です。ぜひこのチャンスをお見逃しなく!
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“ウィームス・セコンドセッテイングウオッチ”はなぜ生まれたのか
- 第1次世界大戦以降、航空機が結果を大きく左右するほど戦術的に重要な位置づけになりつつあった1920年代後半。作戦を遂行するうえで腕時計の重要性も次第に高まっていきました。
- 時速数百キロメートルで飛行する航空機では、1秒の違いで距離に大きな誤差が生じてしまいます。そのため秒単位まで正確に計測することが求められるようになったのです。そこでウィームス大佐は「時秒針で調整するのではなく、秒目盛り自体を動かす」という逆転の発想から航空士のための計時方法を考案。それを時計メーカーのロンジンが腕時計として開発したものです。
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- 開発当初は秒目盛りが付いた文字盤中央部のディスクが回転するタイプ(上の写真右)で47.5mm径のかなり大きなものでしたが、その後に回転ベゼル式に改良が加えられて小型化した第2世代(上の写真左)が登場。1930年代後半(1940年代とも)にはオメガ(下の写真参照)やモバード、ジャガー・ルクルトなどロンジン以外の時計メーカーも製造を行いアメリカやイギリスに軍用時計として多くが納入されていたのです。
- なお、第2世代のベゼルロック操作用のボタンは上の写真のロンジンのように2時位置の場合もあれば、下に掲載した写真のオメガのように4時位置の場合もあります。本製品ではこのオメガと同じ回転ベゼル仕様の第2世代機で操作ボタンも同じく4時位置で再現しました。
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“アウトライン・セコンドセッティング”の詳細をチェック!
- 1)誤作動防止用に考案された当時のロック機構を忠実に再現
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- ロンジンのほかにオメガ、ゼニス、ジャガー・ルクルトなど複数のメーカーが製造したセコンドセッティングウオッチ。そのシンボルにしてベゼルが回転しないようにするためのロック機構の仕組みはメーカーによって仕様が違います。本作は1940年代のロンジンでイギリス軍に納入されたと言われている個体の機構に倣い、左右2カ所の出っ張りがベゼルの刻みと噛み合うように堅牢に作られたタイプのものを再現しました。
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2)当時の雰囲気を強調するフラットベゼルとドーム風防
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- 1940年代当時の古典的な雰囲気を残すために、回転ベゼルの表面には傾斜を付けずにフラットに処理しました。そして風防ガラスにはミネラルガラスのK1強化ガラスを採用しつつ、ベゼルの表面よりも少しはみ出させて柔らかな曲線のドーム形としました。
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3)アラビア数字は2段階処理で立体的によりハッキリと
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- アラビア数字のインデックスは立体感が出るように白いペイントで数字をプリントした後、その上に色を加えて文字が焼けたような色合いにエイジング処理を施した夜光を塗布しています。なお、アラビア数字の夜光は色を混ぜているため、強い光を当てもほとんど光りません(ローザンジュ針は若干光ります)。あらかじめご了承ください。
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4)ミヨタ製の最上位機、9000系自動巻きムーヴメントを搭載
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- 搭載する9000系は、日本を代表する時計メーカー、シチズンのエボーシュムーヴメント部門であるミヨタが開発した自動巻きムーヴメントです。同社の8000系の廉価版と違い、毎時2万8800振動のハイビートで精度も非常に高く、ヨーロッパやアメリカなど海外でも信頼性の高い機械式ムーヴメントとして多くのメーカーで採用されています。今回採用したCal.9039は9000系の中でも最も薄型のタイプです。
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5)信頼性の高い、メイド・イン・ニッポン
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- 雰囲気が良くても時間を知る道具としての信頼性がなければ意味がありません。そこで、針の取り付けからムーヴメントの組み込み、そして防水性、チリやホコリの混入などのすべての品質管理は、多くの国産時計メーカーに実績のある長野県安曇野市にある精密機器メーカー、南安精工にて行ないます。
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古典的でシックなデザインはジャケットスタイルにも似合う
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- ケースサイズ38mm径に厚さ12.7mmとほど良く着けやすいサイズ感に加えて、ベースデザインが軍用時計ということもあって元々が古典的で落ち着いた雰囲気のためファッション的には合わせやすいこと請け合いです。ブラック文字盤はもちろんですがブルー文字盤タイプでも全体がブルーではなくグラデーションとなっているため、オプションで用意したバンブーブレスレット、もしくは市販の黒っぽい革ベルトを合わせれば、ジャケットスタイルならビジネスシーンでも適度な差し色として楽しめます。
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【セコンドセッティング】
- 【SPEC】
●型番:Ref.20222-1BK(ブラック)、Ref. 20222-2BL(ブルー)
●素材:(ケース)316Lステンレススチール、(ベルト)イタリア製ヴィンテージ調レザー、裏材は汗に強い合成皮革ロリカ製
●サイズ:ケース径38mm、ケース厚12.7mm
●防水性:10気圧防水(日常生活用強化防水)
●駆動方式:自動巻き(日本製Cal.MIYOTA9039 /24石/毎時2万8800振動(日差-10秒+30秒)/最大巻き上げ時42時間パワーリザーブ/秒針停止機能搭載)
●装備:双方向回転ベゼル、ベゼルロック機構(4時位置)、シースルーバック
●希望小売価格:各5万5000円(組み立て:日本)
●保証期間:1年間 -
イギリス空軍にも制式採用された往年のバンブーブレスレットを忠実に再現!
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- 今回、購入オプションとして用意した“バンブーブレスレット”とは、多数の縦長O型リングを板状のステンレスパーツ(以降コマと言う)を折り曲げて繋げていきながら作り上げたものです。梯子のような見た目からラダー(梯子)ブレスレットとも呼ばれます。そしてこれの最大のメリットは、長さを自在に、しかも簡単に調整ができるというところです。
- ブレスレットの6時側は下の写真のように、実際の手首の太さよりもかなり長めに作られており、12時側の先端にある折り返しリングにそれをとおして2重になる。つまりこの部分で長さを調整するというタイプです。
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- 開発したのはダッドリー・ラッセル・ホーウィットという人物で、1930年と31年にイギリスとドイツでそれぞれ特許を取得しており、正式な商品名は“ボンクリップ”と言います。イギリスのBHブリトン&サンズ(B.H.B&S)というジュエリーメーカーによって40年以上にわたって製造されていました。
- 後にバンブーブレス自体は様々なブレスレットメーカーによって作られるようになりましたがボンクリップのそれは、装着感は抜群に良く、イギリス空軍に制式に採用されていた実績をもちます。厚手の飛行服の上から着ける際の利便性が評価されたのでしょう、資料によると81年ごろまで使われていたようです。本製品はこのボンクリップのバンブーブレスをベースにより完成度を高めることに主眼を置きました。
- なお製造は日本における老舗のベルトメーカーとして知られるバンビが担当、開発にあたっては南青山に店舗を構え、アンティークの軍用時計専門として時計愛好家によく知られる人気ショップ“キュリオスキュリオ”が監修。同店も太鼓判を押すほどの高い完成度を誇ります。
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【バンブーブレスレット】
- 【SPEC】
●型番:Ref.YK20212B-18R(ラグ幅18mmタイプ)
●素材:ステンレススチール
●サイズ:手首周り16〜20cmに対応
●希望小売価格:1万9800円(バネ棒付属) - <ご注意>
※バンブーブレスは、手首周りは16〜20cmに対応しています。そのため大柄な人や極端に手首の細い人は着けられない場合があります。よって紐などを使って自身の手首まわりが何センチあるかを必ず確認したうえでお申し込みください。 -
手が大きめの人や手首周りが19cm以上の人は手の甲周りもご確認ください!
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- ※時計に装着した際のバンブーブレスレットの長さは24.5cmとなります。手首周りが20cm以内の方でも、手が大きいために手の甲が入らない場合があります。特に手首周りが19cm位から20cmの方は、上の写真の赤い線の位置の手の甲周りが24.5cm以内かどうかも併せてご確認ください。
- ※バンブーブレスには、簡易ストッパーが付いていますが、通常のブレスレットにあるような三つ折り式のバックルとは違い、ブレスレットにある程度のテンション(張力)が働いていないと、まれに外れることがあります。