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『4月20日(水)17時より受付を開始します!』
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絶版となった号の人気のクロノグラフ特集が1冊のスペシャルBOOKとして販売決定!
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- 業界唯一のアンティークウオッチ専門誌として2012年に創刊した『Low BEAT(ロービート)』。年2回(4・10月)のペースで刊行してきた同誌も、21年10月発売の最新号で20号を迎えました。
熱心なアンティーク時計愛好家を中心にご好評いただきました同誌のバックナンバーは、すでに絶版(電子版は取り扱いあり)となった号が半分以上。ありがたいことに、再版を望む多くの声もいただいています。 -
アンティーク・クロノグラフの魅力を四つのテーマから掘り下げます
- 同誌では過去、特集として様々なテーマを取り上げていますが、そのなかでも特に人気を博したのが手巻きクロノグラフを取り上げた“クロノグラフ大全”(5〜7号に掲載)です。
しかし、5〜7号に関しては現在すでに絶版となっており、再版を望む多くの声を頂戴したことから、後の17号で特集を組んだ“自動巻きクロノグラフ特集”の記事を加えて1冊にまとめたスペシャルBOOKの制作を計画。来る6月末から一般書店販売を実施することになりました。つきましては、一般販売に先立って20%OFFの特別価格にて先行予約を受け付けいたします。
このたび制作する【スペシャルBOOK】では、大きく四つの章で構成されます。
歴史的機構であるクロノグラフの歴史と進化の系譜を辿る第1章。手巻きクロノグラフのメカニズムをわかりやすく解説した第2章。そして1969年に開発された“自動巻きクロノグラフ”にフォーカスした第3章です。 -
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クロノグラフの歴史と進化の系譜を辿る第1章
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- 1816年にルイ・モネが手掛けた最古とされるクロノグラフにはじまり、腕時計クロノグラフ、そして自動巻きクロノグラフまで、時系列にそって歴史を辿っています。またあわせてクロノグラフが実用機構としてどのような進化を遂げていったか、そして技術的進化の過程で生み出された様々な計測スタイルなども紹介しています。
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クロノグラフ機構の基本的なメカニズム解説
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- 任意に時間を計測できる機構であるクロノグラフ。しかしそれがどういう構造となっているかは、ご存じない方も多いのではないでしょうか。第2章では、クロノグラフの仕組みを、動力の伝達と制御という観点からムーヴメントの展開図や写真とともに、わかりやすく解説しています。
さらにクロノグラフ機構のレベルを測る3大要件や、クロノグラフでいっそう複雑な構造となったフライバックやスプリットセコンドといったメカニズムの解説も行っています。 -
誕生までに多くの困難を伴った自動巻きクロノグラフ
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- いまや当たり前となっている自動巻きクロノグラフですが、それが商品化されたのは1969年。機械式クロノグラフの設計が固まってから、実に100年以上が経ってからのことです。これはつまり、それだけ自動巻き化に至るまでのハードルが高かったということでもあります。本パートでは、自動巻き化にあたって、当時のムーヴメント開発者が乗り越えなければならなかった制約、そしてその後の自動巻きクロノグラフの成熟までを、当時の傑作ムーヴメントとともに紹介しています。
- そして四つめとして上記内容に加えて、本書ならではの特別コンテンツとして、クロノグラフモデルの大きな魅力となっている“デザイン”にフォーカスした「クロノグラフ・デザインアーカイブ」を収録します。
掲載している時計はすべてアンティークのみとなりますが、その進化の歴史はもちろん、メカニズムの一部など現代のモデルに受け継がれているものは多くあり、“現行派”という時計ユーザーの方もお楽しめいただける内容となっています。クロノグラフ好きには堪らない永久保存版となること間違いなしです。 -
“スペシャルBOOK”の主な内容
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本の概要
- ■雑誌名:『Antique collection クロノグラフ大全 LowBEAT編集部』
■発行:株式会社シーズ・ファクトリー
■判型:A4ワイド(天地297×左右235mm)
■ページ:146P(4Cフルカラー)
■定価:3300円(税込)