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信州発のオリジナル時計ブランド Azusa 「ORTHODOXY(オーソドキシー)」Black & Blue モデル クラウドファンディング限定条件で先行発表!
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1. 時計産業の現状と危機感
- 長野県は豊富な水と澄んで乾いた空気が精密機器に適していることから、諏訪を中心に時計・カメラを中心とした精密機器産業が盛んでした。セイコーもシチズンも第二次大戦の時に疎開し、長野県にやって来たと言われています。特に諏訪地域は諏訪湖が山々に囲われその風景がスイスと重なることから東洋のスイスと言われていました。
当時、日本の時計メーカーは絶頂期を迎えていました。時計の精度を競う「天文台コンクール」でも1960年代セイコーが上位を独占するようになりました。そして、100年近く続いたコンクールも無くなってしまうほどでした。更にクォーツの量産化により今までよりも品質の良い日本製の時計が安く出回るようになると、スイスの時計メーカーは疲弊してしまいスイスでは時計メーカーの半分以上が無くなってしまうほどでした。 -
- かつては東洋のスイスと言われた長野県諏訪地域
- しかし、1990年代になると精密機器事業の製造がどんどん海外に出て行きました。円高の進行、国内人件費の高騰、そして工業製品が日本国内だけでなく世界で広く販売されるようになり「いかに安く大量に」がトレンドとなり、安さを追求する為には海外生産が必然という風潮ができた為です。当時、時計に関係した企業でサラリーマンをしていた私は海外移管支援の為の海外出張や協力会社へのフォローでその状況を目の当たりにし、これでは技術・技能の伝承ができない。と思った事を覚えています。大手時計メーカーでも製造部門が一気に集約され、複数箇所に有った事業所が1カ所に集められ、合理化されて行きました。
そんな状況下で時計に関係する会社もこの松本・安曇野近隣だけで数十社存在していたのが、どんどん無くなり現在では数社しか残っていません。技能を持っていた職人もかなり少なくなっています。
この問題は様々な産業や地域で発生しています。例えば時計業界の文字盤を作る会社は日本で大手メーカー以外無くなりました。針も同様です。完全日本製の時計を作るのは大手メーカーの極一部だけになってしまいました。それは安くて良い物という日本の良さを失う事に繋がること、ついては日本の時計産業がただ衰退していくことだと危機感を強く感じています。
我々の目指す所はスイスメーカーとは違います。我々は微力ながら日本で時計に関する技術・技能を継承し日本製の良さを日本国内や世界に対して発信し、日本の時計ファンや現実的に購入できるかっこいい時計をほしがるファンを増やす事によって少しでも日本の時計産業に貢献できたらと考えています。 -
- 少しでも多くの人に知ってもらい、未来に技術を継承していくためにも、我々は今まで培った技術・技能と保有している設備、修理をしながら様々な時計から得られた情報を基にオリジナル時計ブランド「Azusa」を立ち上げました。
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2. Shinshu Japan発 時計ブランド「Azusa」とは
- 我々のAzusaというブランド名は、地元信州を代表する川のひとつ「梓川」にちなんで付けられました。北アルプスの名峰・槍ヶ岳に源を発する梓川の流域は、上高地・大正池をはじめとした数々の景勝地に恵まれ、多くの人々に親しまれています。そして、信濃川として日本を横断する形で日本海に流れこみ世界に通じます。その長さは日本で1番です。
このオリジナルブランド「Azusa」には日本を代表するブランドとして全国のたくさんの人々に愛される時計となり、世界に通じていくように…そんな願いがこの名前には込められています。 -
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- 同じ価格帯で海外生産の時計とAzusaブランド時計で一番の違いは何ですかと聞かれたら、品質と答えます。その品質の違いは長く使うと分かります。何個か見ることができると分かります。その理由はより良いものを作りたいという気持ちが職人の腕を上げ、その結果手の届く価格で他の国では考えられない水準の品質の時計になると考えています。
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3.「ORTHODOXY Black & Blue」誕生!
- Azusaブランドの中でも、シンプルでも文字盤上でインデックスらが輝き愛着がわいてくる。付けてみると高級時計に見えてしまう。周りの人はその輝く時計を良いねと褒められる。そして、価格を聞いてまた良いねと言われる。そんな時計を目指しました。
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- デザインを元セイコーデザイナーである岡谷氏(過去にはスプリングドライブ等も手がけていました。)に依頼。そのデザインに基づいて弊社で仕様検討と設計を行い、日本製としての長く使う為の気遣いやノウハウを入れ込みました。そして主要部品であるケース・リューズ・中枠を社内製造で部品精度は1/100mm単位で仕上げました。
そして心臓部である日本製ムーブメントは職人がひとつひとつ丁寧に精度チェック・調整を行うことで初期精度を安定させ、ムーブメントメーカー保証値よりも高い精度でお客様にお届けします。
日本の職人の技術と情熱が注ぎ込まれたこだわりの機械式腕時計…それがORTHODOXYです。 -
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- その「ORTHODOXY」の中でも特にデザインと使い勝手を重視したモデルが今回リリースした「ORTHODOXY Black & Blue」です。
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Black(ブラックケース)
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- ステンレスケースの欠点として、使っているとどうしても小傷が付いてしまいます。その小傷に対応したのが今回新たに投入されたブラックケース。
ケースのコーティングにはダイヤモンドライクカーボン(DLC)が施されています。採用されているコーティングは従来レーシングエンジンの焼き付き防止に使われていました。効用として硬く傷が付きにくいので職人が磨いた輝くケースを保護します。
高価なコ-ティングなので大手メーカーさんでも高級モデルにしか採用されていません。しかし、このモデルでは敢えて採用。外観と機能にこだわりました。 - コーティングの効果はこちら
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- それぞれ使用後6ヶ月普通に使っていた状態です。ブラックケースに小傷はありません!
ただし、ちょっと汚れが目立ちますが艶は一緒です。ブラックと言っても金属光沢のある濃いグレーのガンメタリック風のイメージです。
今回、裏蓋にもコーティングを施した事、ガラスもサファイヤガラスを採用しているのでとても傷に強い時計になっています。
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Blue(ブルースチールネジ)
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- スケルトン仕様の裏蓋からのぞくムーブメントには、青いネジが見えます。これはメッキが無い時代のさび防止を兼ねたスイス時計の伝統の装飾技法で高級腕時計の針やネジに用いられる表面に青い被膜を作ったものです。弊社ではネジを自社で製造し頭を磨いた後に焼き入れを施しブルースチールネジとしました。深みのある青の色合いと光沢、それから赤い石のコンストラクトがきれいです。
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Black(ブラッククロコダイルベルト・ブラックステンレスメッシュベルト)
- 一般的にフォーマルな場所では革ベルトが良いと言われています。そんな時にも対応ができるように高級ベルトの代名詞であるクロコダイルベルトをご用意しました。
このベルトは、時計の雰囲気と合わせ色は黒そして艶があるタイプとなります。 -
- そして、うれしいのは夏の暑い時に活躍するステンレスメッシュベルト。
クロコダイルベルトとステンレスメッシュベルトがセットになっており、それぞれご自身で交換できます。
着用されるシチュエーションに合わせでお使いください。 -
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着用イメージ
- ブラッククロコダイルベルト
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- ステンレスメッシュベルト
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商品仕様
- 【ムーブメント】機械式手巻付自動巻 MIYOTA/24石
【精度】日差-10秒~+20秒(※-0秒~+5秒を目安に調整しています)
【振動数】28,800振動 / 1時間
【持続】42時間(最大巻上げ時)
【サイズ】外径:約39mm
厚さ:約9.5mm
【重さ】約49g(ケースのみ)
【素材】ケース:SUS316L(DLCコーティング)
ガラス(表):デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング付)
ガラス(裏):フラットサファイアガラス
バンド:①クロコダイル艶有り
②ブラックステンレスメッシュベルト
【防水性】5気圧防水
【保証】1年間 -
4. 株式会社南安精工について
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- 長野県安曇野市にて、精密機械装置の設計製造を主たる業務としています。その精密機械装置部品を加工する為の加工機を保有し精度の高い部品製造も合わせた一貫製造を行っています。
南安精工はこれらの保有している技術と設備、そして過去の経験と時計技術を融合させた時計事業を3本目の矢に据えて、お客様に良い物を提供し喜んで頂く事を目指しています。 -
- 弊社の時計事業については過去30年間ほど大手メーカーの量産下請け工場として関わりました。しかし、現在は大手メーカーの下請け事業は無くなり時計事業の規模を縮小させながらも、様々なお客様の時計のOEM製造や時計品質フォロー、アフターサービス等複数社と契約し、ベテラン技術者技能者から技術技能を継承しながら事業を進めています。
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- オリジナル時計についてはORTHODOXYの他に昨年、クリエイター集団cekaiとタッグを組み新ブランド「TMPL」を立上げ某クラウドファンディングにて好評を得ることができました。
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- 我々が時計をデザインから始まり作ることに対して他社に無い強みは、南安精工本社工場横に併設された店舗、「時計屋復刻堂」から得られました。
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- この店舗は、今年で12年目を迎えますが修理を主体に店舗運営がされてきた為、様々な時計を見ることができました。そして、長く使った時のそれぞれの構造の特色や強み、弱みを知ることができます。
これは、自社の時計しか扱わない大手メーカーでは難しい事だと考えています。
今後、このお店の情報のフィードバックと時計についてデザインや機能・使い方等何気ない課題を拾い上げきちんと対策された商品を今後も開発していきます。そして、時計を通じてワクワクするような生活環境を皆様にお届けさせて頂きます。
何卒、今後とも応援よろしくお願いいたします。 -